福島県本宮市本宮字南町裡149番地

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臨床検査室

はじめに

臨床検査とは診療目的で行われる患者様の傷病などの状態を評価するための検査です。検査は大きく分けて2つ、血液や尿を調べる『検体検査』と心電図や超音波検査などの『生理機能検査』です。国家資格を有した『臨床検査技師』によって24時間365日の緊急検査、緊急輸血対応、および迅速報告体制に尽力しています。

業務内容
1 一般検査

尿検査には、尿定性検査と尿沈渣(ちんさ)検査があります。尿定性では、尿中に糖や蛋白、赤血球などが出ていないかを調べ、尿沈渣では、顕微鏡を用い尿中の細胞や菌の数や形態異常などを調べることにより、腎臓や尿の通り道の状態を知ることが出来ます。

2 血液検査

血液は人の体重の8%を占めており、全身を循環して体の隅々に酸素や栄養素を運ぶとともに、二酸化炭素や老廃物など体の細胞から不要な物を受け取って体外に運ぶ役割を果たしています。血中に含まれる赤血球・白血球・血小板といった細胞数を測定し、貧血や白血病、感染症などを調べます。また、出血傾向をみる凝固検査も行っています。

3 生化学検査

血清中や尿中に含まれている蛋白質・糖・電解質・酵素など、さまざまな成分を自動分析装置を用いて測定しています。肝機能や腎機能、血糖や脂質などの病気の診断や治療判定、病状の経過観察に欠かせない重要な検査です。

4 免疫検査

感染症検査、腫瘍マーカーなどが対象になります。体の中に感染でできた抗体があるかどうか、またどのくらいあるのかを調べて、病気の診断や治療に役立てるものです。

5 輸血検査

事故や手術などで出血し体内の血液量が減り組織へ酸素を運べなくなった場合、また出血を防ぐ為などに行われる治療です。輸血する血液が患者様に適合したものかどうかを調べる検査です。

6 微生物検査

様々な材料(喀痰、尿、便、血液など)から病原性細菌を見つけ出し、どの抗生剤が使用できるかを調べる検査です。また、院内感染対策にも力を入れ、入院環境の安全性確保を行っています。

7 生理検査

患者様の体から直接検査情報を得る検査です。当院で行なわれる生理検査は大きく分けて超音波検査、循環機能検査、呼吸機能検査、耳鼻科領域検査に分類されます。

連携

院内連携では一緒に働く職員とチーム医療の一員として多くの委員会に参加し臨床検査技師の立場から意見を述べさせていただいています。(感染対策委員会、感染制御チーム、輸血療法委員会、精度管理委員会、医療安全管理委員会、リスクマネージメント委員会、栄養サポートチーム(NST)、医療機器安全管理委員会、透析機器安全管理委員会など) また院外においては福島県立医科大学と連携し、感染対策制御の強化を行っており、地域の皆様へ安心できる医療の場を提供できるように心がけています。